秀才タイプの経営者【かくさん型】のハンドメイド作家攻略法

拡散型の定義
今日は私がコンサルティングをする上でベースにしている
浸透型拡散型理論の「くるくる拡散(拡散)型」について書きたいと思います。
まず拡散(かくさん)型のイメージはインクを落とした液体を棒でぐるぐるかきまぜているイメージです。
まんべんなく広がっているイメージです。感性が広く広く拡散されていくんですね。
なので拡散(かくさん)型と名付けました。
ここに当てはまる人は講師タイプか社長タイプか、両方の可能性がありますが
どちらかでいずれも、他人からの承認要求から物事を発展させていきます。
←→浸透(しんとう)型が【自分で納得できて初めて完了する】のに対し
拡散(かくさん)型は仕事の評価を【他人に一任】して決めます。
こう書くと、他人に決めてばっかりのかっこ悪い奴というイメージになってしまいますが
空気を読み、市場のながれに敏感でお客さま(他人)の願うところに忠実であるといえます。
コミュニケーションがビジネスの基盤でありいつも忙しく、作家なのに作っている時間もないほど。
なのでファンが多く数で勝負のビジネスであるといえます。
※早めの法人営業・量産を検討するといいと思います。
社会全体からの承認要求というのがこのタイプの原動力です。
そしていっぺんにいろんなことをこなすのは大得意ですが極めることが難しく、器用貧乏だと悩むことも・・・
作品作りを極めている浸透型がかっこよく見えて極めてみたくなりますが誰も褒めてくれないとそこは続きません。
それよりもあなたのファンを増やし、みんなに夢を与えるのがあなたの生きる道です。
ビジネスパートナーには浸透型の芸術家タイプと組んで本物のインスピレーションをお借りするというのがいいと思います。
○プレスリリース
キャラクターがたつので、自分自身のエピソードが充分記事になります。なので、自分の棚卸を必ずやること。
例)
- 強み300
- もし100億あったら何をするか?
- 明日死ぬとしたらしたい10のこと
などです。内観することでより深く自分の売りポイントを知って市場に求められている話題性など、
効果的にアプローチしていくことができます。そのためにはぶれない自己プロモーションが必要です。
○法人営業
広げるのが得意なかくさん型なので法人営業はやらないと意味がないという感じではあります。
もともと得意とするのが営業だという人が多いと思います。
お客様に反応の良かったもの、売れたもので作業を細分化できて量産できるものを
改めて企画し自分で卸売運営することが法人営業としてわかりやすい方法です。
お弟子さんを育成するというのも、量産を可能にする方法。
作るのはほかの人にお任せしてご自身は営業などで力を発揮できるかと思います。
また、コミュニケーション能力を生かしてコラボ商品やスポンサー契約などで企業さんと絡んでいくという方法で可能性は山ほどあります。
あとは講師としてお教室事業もいいと思います。人気があるのでコミュニテサロン運営もいいと思いますね。
○WEB発信
WEBでの発信はまずはじめにホームページなどを作らなくてはいけないか?とやきもきせず拡散型タイプはインスタグラムやユーチューブなどのツールをうまく使いファンを増やす方法はたくさんあります。
SNS発信でもプライベートなどを見せたりすることもファンを作る共感を生むひとつ。
お役立ち記事(ノウハウやテクニック記事)が向いていないわけではないけれど
こういった内面が見えないものを戦略的にすすめるより、ファンは心からのエモいつぶやきがほしいと思っているはず。
ただ かくさん型はパワーがあるけれど全体のほんの一握りです。だからこそパワーが必要なのかもしれないですね。
オーナー業を目指すのであってもずっと出続けなければいけないのも宿命です。それがさだめなのです。
〇まとめ
いかがでしたでしょうか?この拡散型と浸透型は対照的ではありますが、もともと割合は違えどみなさん両方持っている素質であると思います。
どちらの度合いが強いかによって、得意分野を伸ばしたり足りない部分を補う際の目安になればと思っています。ビジネスパートナーを決める際には自分と逆の素質を持ったパートナーがおすすめです。