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ハンドメイド作家におすすめするスタートアップでやるべき9つのこと【前編】

2018/12/01
 
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日本キャンディブーケアレンジメント協会代表理事 兼ものづくり系コンサルタント。拡散型浸透型理論から本質を見抜いたコンサルが得意。起業や団体へのコンサルも可能です。 ___ フリーランス歴13年の元アクセサリー作家。 出産後小さな子供がいても可能な制作として 独学でキャンディブーケを始める。 2016年末に自身のレッスンを協会として立ち上げ。 おもに子育て世代の女性を中心に全国に生徒のいる人気講座に。 zoomを使ったオンラインレッスンも好評。

スタートアップ(起業初期)の時期になかなか手ごたえを感じられないあなたへ

あなた(筆者)は起業初期にどんなことをしてきましたか? というご質問があって、わたくし少し考えました。いい機会をありがとうございます。

 

 

現在わたくしは、日本キャンディブーケアレンジメント協会を設立、一般社団法人への登記をすすめております。協会代表理事・講師としての活動がメインで作家としての活動は表立っては承っていないのですが、いまでも何かの折に思いだしご注文をくださる顧客様がいらっしゃいます。

 

そういった観点で、作家としてあの馬車馬期(ばしゃうま期と呼んでいます)があったからこそ、お客様に育てられ今やコンスタントに大口のご注文が入る状態にさせていただけたのだと思っています。

 

この状態を正解、と呼べるわけではないと思うのですが、コンサルタントとしてアドバイスやご提案をする立場になった今、過去のスタートアップ時のわたくしの行動を振り返りつつ、その方法がこの時代に合っているのかも照らし合わせながら、それがいったいどんな意味があったのか本質を見ていきたいと思います。

 

こちらはハンドメイダーだけでなく、いまこの時代に独立(起業)したいとお考えの方全般に何かヒントになるかもしれないので、拾っていただけたら幸いです。

 

主婦で田舎住まい、友達も顧客も商品もない私

ちなみにわたくしは2005年に一度アパレル関連で独立をしています。そしてその後結婚をして引っ越しをした後、2014年にもう一度キャンディブーケでゼロからスタートアップしているのでこの時のお話しをしようと思っています。

キャンディブーケをお仕事にしようと考えたとき、ちょうどSNS起業という言葉が流行っていました。いわゆるアメブロで発信、FBやツイッターで拡散といった形態がデフォルトだったと思います。そういった意味でSNS起業の王道を過去にはしっかりやりました。

なぜなら、そのときは私は引っ越したばかりで仕事もなかったですし始めは何を売るのか決まっておらず、商品もなかったのです。そして顧客さんはおろか友達もいなかったのです。

 

 

田舎住まい(千葉県野田市のはずれのほう)で自宅で仕事するっていったらWEBを使ったこの方法しかない!って思いました。友達いない、商品ない、売る場所ないの3無い 崖っぷちスタートです(笑)。

 

皆さんの中にもそういった方いらっしゃると思いますが、SNS起業は今も昔も自分のためだけに時間を割くことがなかなかできない忙しい主婦にとってすごくいい方法だと思っています。

 

■まずスタートアップにわたしがやったこと■

〜前半でお伝えすること~
①自分自身の棚卸(起業のマインドセット)
②アメブロ読者登録1000人
③アメブロ関連記事にいいね
④アメブロ一日3記事投稿(時間がないときは再投稿も含む)

〜後半でお伝えすること~
⑤フェイスブック毎日投稿
⑥友達申請facebook3000人くらい
⑦コミュニティ開拓オンライン・オフライン
⑧一日100コメント一週間やる
⑨メルカリでモニター1か月間募集

 

アメブロのPVは当時、かさ増しであてにならないといわれていたけど、やったら少しずつ変化があることがうれしかったのを覚えています。はじめ2PVとかだったのが2ケタになって3ケタになって…最高3000PVとかでした。当時800PVもあれば、WSは満席になったし、おかげさまでご注文もひっきりなしでした。いまアメブロのPVは仕様変更して、グーグルアナリュティクスとほぼ変わらない結果だといわれています。※結構減ったよね。

今やころころ変わるアルゴリズムはもはや仕様変化し、当時の頑張りそのものが今も通用するかは別ですが、ここで一つ一つ振り返ってみようと思います。

 

①自分自身の棚卸(起業のマインドセット)

 

これは、じつは今でもコンサル生さんやレッスン生さんにもおすすめしていますが、この自分自身の棚卸があって私が始まったといっても過言ではありません。

 

 

当時、わたしはADHDをこじらせて「自分てダメ人間」からの自暴自棄~慣れない育児で、毎日赤ちゃんのう〇ちとおしっことゲロにまみれてこの陸の孤島で孤独な毎日を過ごしておりました。そういった観点でいわゆる自己肯定感のめっちゃ低い人でした。低いというか、自己肯定感はえぐれてました。土に埋もれてました

 

そこを掘り起こす作業をしたので結構きつかったですけど、個人事業主であって自分から生み出すものが商品の場合はこの自分の棚卸、すごく大事だと思っています。しなくても始められはすると思いますが、スムーズさが違うような気がしています。方法はこちらをご参照ください。この中の「私がおすすめするワーク」の項目です。

自分の強みをまず知る

いわゆるこれが、起業のマインドセットといわれることだと分かったのがかなり後ですが、これをやることで

 

●自分が当たり前だと思っていたことが人様にお役にたてることを具体的に知れる

●強みを知ることで商品が決まる・商品に生かせる

●成功事例の追体験で自己肯定感や自信の強化

●自分が生み出すものに価値があるという自己肯定感のアップ

●自信を持って商品を販売または営業できるその方法を知る

 

この辺がはっきりしてきます。

 

よくある目の前の成功者(ビジネスモデル)の真似から入ることも多いと思うのですが、それも一つの方法だといわれました。
その方法が自分に合っているかはやってみなければまずわからないものですが、この自分の棚卸をやっていると自分だけの強みを知っているのでビジネスモデルを組み合わせながらオリジナルのビジネスの方法を作り出すことができるようになるんです。

 

とあるビジネスモデルの真似だと「これでいいのかな?」と懐疑的になりがちなところを自信を持ってやっていける、というのが大きかったと思います。結果、遠回りしないことにもなるんですよね。

 

このへんサポートが必要だったらご一報ください(宣伝w)

 

②アメブロ読者登録1000人

 

これは当時、アメブロ起業とも言われていましたが例外にもれずわたしもアメブロでの発信を始めました。その時にいろいろと投稿を見て参考にさせていただいたのが、特にやさしいブログの松田さん、長友ようさん。第一線で今でもご活躍中ですよね。(ようさんのブログ診断は受けました。)メルマガやブログ記事でほんとうに無償でいい情報をたっくさんいただけたこと、今でも感謝しています。

 

そのほかにも当時から善意でいい情報たくさん発信している人いっぱいいましたよ。なんだか私にとってとても思い出深く、つらかったけど各ブログに救われていた優しい時間でした。

そこでやっぱりアメブロは読者さんが多ければ多いほど分母の数が多くなるわけだからいいっていろいろなところで聞いて、それにはこちらからメッセージしてご挨拶して読者登録をするわけです。そんなマニュアルでした。読者登録することで自分のブログを知ってもらえるきっかけとなり、じわじわと読者が増えていくこととなったのです。その上限が1000人だということなんです。

授乳しながら、夜な夜な読者登録していったんですよ。一日の読者登録の上限もありますからね。暗闇にぽつんと、赤ちゃん抱っこしてパイパイ丸出しのわたし、スマホの明かりがついていてぽちぽちと。。。笑

 

 

※授乳しながらスマホいじるなとかそういう正義の意見はここでは受け付けませんw

おかげさまで、アメブロ読者増えました。良かったのかどうかはわからないけど毎日毎日とにかくやったなって感じでした。(爆)

 

③アメブロ関連記事に「いいね」

 

こちらは、もっと具体的でした。例えばこうです。
わたしは、キャンディブーケにおいてウェディングのブーケトスの需要があったんです。

 

なのでアメブロで1記事ウェディングブーケ特集の記事をすると、

①そのウェディング特集記事を一番最初に置いておいて

②アメブロの検索窓で「プレ花嫁」「結婚式準備」などと検索

③検索結果で出てきた関連記事にかたっぱしから「いいね」

 

これはチラシを配るのと同じ感覚でやっていました。「いいね」をチェックしてくれたどなたかが訪問してくれて、その時に最初に見るのは一番初めの記事がウェディング特集ですから、もし気に入ってくれたらご注文につながるわけです。これは、とっても有効でした。

 

※こちらは賛否両論ありますね。アメーバキング②などで自動的にいいねできるソフト(装置)もあるわけですがそれと何ら変わらないじゃんと。アメキンなどの利用も、倫理観的に反対派割り切って利用する派とあるようでしたが、利用するならそれ用のプロモーション設定をするべきで、ハンドメイド作家さんなどの個人事業主で、つながりを重視するビジネスの場合あまりお勧めはしないです。そういうの使っていいねしているのばれたら、ちょっと興ざめじゃないですか?上の関連記事に手動で「いいね」と何が違うのか?と聞かれたら倫理的にとしか答えられないので何とも言えませんが。

 

いまでもこの方法をお勧めするか?

それでもきっとわたしは読者登録・関連記事にいいねはお勧めすると思います。なぜなら自らできる行動の一つだからです。
誰かが見てくれるのをただひたすら待つんじゃなくて、こちらからトントンって肩をたたきに行く。そしてそこに魅力的なヘッダーや分かりやすい自己紹介があるかがポイントになってきますが、あれば見てもらえる・ブログ内を回遊してもらえる確率が上がるわけです。そこからがスタートだと思っています。ブログ内に→LINE@登録URLなんかがあるとよいよね♡と今なら思います。

 

□やってよかった点

もちろん自分のブログを拡散するという意味でもよかったのだとは思いますが、一番よかったのはいろーーんなブログを見れたことです。あえて見れたといいます。正直人は「読んでない」と思いましたし、一見でぱっとわかりやすいブログというのが好感度がありました。おしゃれだけどわかりにくいっていうのは自己満足でしかないなって、ここで改めてわかりました。伝わりやすいっていうのは、読者様のことを歓迎しているブログです。文間・行間なども見やすい見にくいって勉強になりました。それを反映させたブログを作れるようになったことは大きいです。

 

④アメブロ一日3記事投稿(時間がないときは再投稿も含む)

 

とにかく当時は時間を決めて一日3投稿してました、というか、しようと毎日頑張りました。

いまやアメブロはSNSと同じくくりだとグーグルさんも判断するようですが、アメブロ内で更新すればするほどアメブロホームで上がっていき、アメブロ読者さんには目に触れる頻度が上がるわけです。読者さんを想定して、どんな時に携帯をいじるか?というのを考えて

 

朝通勤電車の中8時
お昼休み12時
夜まったりベットの中21時
この限りじゃありませんがアップしていました。できないときは古い記事をリライトして、再投稿です。

 

いまでもこの方法をお勧めするか?

正直いまは、この方法をお勧めすることはないと思います。悪いとは思いませんがお勧めはしないです。結構大変ですし。わたしはあまり文章を書くことに抵抗はないのですが、苦手な人で頑張っている人はストレスなんじゃないかな~と思ってしまいます。

 

 

今私はこう思います、せっかく書く記事は大切に

 

じっくり文献などで調べてきちんと仕上げてからSEOを意識した記事にするべきだなって思っています。なぜならあなたの書く記事があなたの資産となるからです。そうやって大事に書いた記事が、検索などでいつまでもあなたを助けてくれることとなりうるのです。今はそう考えているのでやみくもに記事を上げたりすることはありません。

なのでいまお勧めするとしたら「日々の日記で共感を得る」よりも「しっかり検索に引っかかる必要とされている記事」=SEOを意識した記事づくりです。

 

□やってよかった点

 

筋トレ的に、スマホでの記事投稿がめちゃくちゃ早くなったことでしょうか(笑
スマホで文字うちも自信あります、早いですw

あとは、便利なアプリなど発掘したり…直接的には、あまり思い浮かばないです。ですが、記事も増えたしそれによって私と私の商品を知ってもらえる機会をいただいてやってよかったなぁとは思います。

 

前半のまとめ

起業初期の飛躍ポイントは一言でいうと本質をつかんだ大量行動これに尽きるかもしれないです。

前半ではマインドセットの重要さと、アメブロ活用におけるウェブコミュニティでのコミュニケーション方法を取ることの大切さをお伝え出来たかと思います。すこし大変だとは思いますが 頑張ってやっていきましょう。後半に続きます。

 

ハンドメイド作家におすすめするスタートアップでやるべき9つのこと【後編】

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日本キャンディブーケアレンジメント協会代表理事 兼ものづくり系コンサルタント。拡散型浸透型理論から本質を見抜いたコンサルが得意。起業や団体へのコンサルも可能です。 ___ フリーランス歴13年の元アクセサリー作家。 出産後小さな子供がいても可能な制作として 独学でキャンディブーケを始める。 2016年末に自身のレッスンを協会として立ち上げ。 おもに子育て世代の女性を中心に全国に生徒のいる人気講座に。 zoomを使ったオンラインレッスンも好評。

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