前編・個人作家が目指すべきWEB集客とは

ものづくり系に限らず独立(フリーランス・個人事業主)したら【集客】という問題に 直面する方も多いかと思います。
今回はハンドメイド作家さん・ものづくり作家さんで今や定番となった、WEBをつかった【WEB集客】を試みている人へ向けたコラムです。
Contents
どこにあなたの商品のターゲットはいますか
ある程度ものづくりの基盤がある方は、よく売れる層や傾向があると思います。
ペルソナ(仮のユーザー層)設定は必要か?
アパレルや雑貨などものづくり企業の場合は商品企画の際にターゲット=ペルソナ(仮のユーザー層)設定は必須だと思われます。
それは商品に対して発信にブレをなくし伝わりやすくわかりやすくするためです。
ある意味、企業が発信するのは商品そのものをマーケティングなどでしっかり作りこんだコンテンツビジネスであるといえます。
しかし、自分の表現が作品となり=商品となる個人作家の場合、必ずしも先だったペルソナ設定は必要ないと考えています。
ものづくり作家におけるターゲットとは
「こういうの作ってよ」というリクエストから始まることもあるでしょう。
趣味で作っていた(描いていた)ものにファンがついて始まることもあり得ます。
いずれにせよご自身の作品がまずはじめにあり、実際に支持してくれた人がターゲットです。
なので、ターゲットを決めることをせずにある程度走り出してからのご自身の作品においてお客様の傾向分析が有効です。
そこからターゲットを設定しピンポイントに発信してくというのが、WEB集客の近道になってきます。
小回りが利く分、個人作家というのは走り出しながらちょこちょこと方向転換が可能です。
そしてお客様も、個人作家にはそれを望んでいます。なぜ大手企業のアイテムではなく個人作家の作品を選ぶのか。
自分の意見が反映されやすい商品・臨機応変な細かいパーソナルなケアが望める、などが理由に挙げられるでしょう。
個人作家は商品においてもターゲットにおいても細かく軌道修正しながら走り続けていくことができるのです。
そもそもWEB集客が先か?という根底から振り返ります。
そうやってご自身の商品のターゲットについて見えてきましたら、その人たちはいったいどこに現れるだろうか?と考えます。
なぜWEBで集客できるか仕組みを知ろう
集客の話を聞かれるときに同時に、ブログ発信(WEB集客)のことも聞かれることが多いのですが
商売=集客=お客様を集めること=WEB発信
などとWEB集客が簡単で、わかりやすく結果が出るものだと思ってるのかもしれないと感じます。
とくにやり始めの方は何をどうやっていいのかわからない、というのが正直なところだと思います。
なので「巷でよく聞かれるブログやればいいんでしょ?」
「フェイスブックで発信すればお客様できるんでしょう?」
とよくわからずみんながやっているからと始めてしまうのはやめましょう。何故それで集客できるか仕組みを知ろうと思うことですね。
安心してください、このサイトで説明していきます(笑)
ご新規獲得の場合はまずは、○○から。
かといってそんな流れでブログを初めてみたという方、しばらくやってみている方。
どうですか?ブログからお申込みありますか?
たぶん記事を書いてただただアップするだけですとなかなかお申込みにつながらないのではないかと思います。
何故だと思いますか?
始めたばかりのブログでただただ思いの丈を綴ることは陸の孤島でライブをしている状態だからです。初めに割り出したターゲットに届いているでしょうか。
***
残念ながらその思いは届いていません。
あなたのブログが知られていないからです。
ここで何をやっていいかわからない方は、まずはいったん認知活動からしてみましょう。
認知活動とは自分が何をしている人なのかお知らせする行為です。
WEB上(オンライン)でもWEBを離れた状態(オフライン)でも気構えずに、これを日常に組み込むことがポイントになっています。
お客様になりそうな方がいるリアルな場所へ
例えばお教室の生徒さんを集めたい。
この場合、どんな方があなたのお教室の生徒さんになりうるか、この辺を少し整理してみましょう。
もし、ターゲットがSNSなどをよく見る年代層ならばWEB発信というのはとても有効だと思うけど
きっとそれよりもご近所の通いやすい範囲(オフライン)でチラシや名刺などを使って「わたくしこんなことやってま~す」「こんなことできるんだ~」とさらっとお知らせするのが一番とっかかり易い気がします。
お客様はどんな人へ依頼したいか?
お客様(生徒さん)の立場に立って考えてみると、得体のしれない人になかなかお願いしようと思えないですよね。
大切なお金を払ってお願いすることなのだから、サービス提供者がきちんと信用されていないと成り立たないんです。
お客様になりうる人がWEBを見る見ない層というのにかかわらず、「顔を知っている方に仕事を依頼する」「お話しをしたことがある人からレッスン受けたい」「前にチラシをみて知っているから安心」って充分しっかりとした理由だと思われます。
一度でいいので実際に会ってあなたのお顔や表情・人となりを知っている場合は、特にリアルで会っている分、不信と言う名の壁が一つとれているわけなんです。
どういう方法でターゲットと接点を持つのか
WEB以外では、認知活動として口コミや身内の応援がやはり一番強いので家族や友達・親戚にまずお知らせするというのは大事だと思っています。
そしてやはりターゲットがが集まりそうなところに実際に顔を出すっていうのがストレートな方法でしょう。
例えばカフェとかにチラシを置いてもらうとかポスター貼ってもらうなどでも方法はたくさんありそうですね。
以前ほど頻繁ではありませんが、ランチ会とか朝活(あさかつ)なんてのもあるようです。
いまは女子起業家が淘汰された分(失礼)、本気の集まりが開催れているように思いますよ。
お金を出してランチ会など交流会に参加するとき以外でもいつも外出時にはチラシや名刺は持ち合わせておいて、話のついでにHPのURLを書いた名刺を渡す。お申込み方法のしっかり書かれたチラシを渡す。
これだけで充分だと思います。そのチラシにはブログやHPのQRコードを忘れずに。
何故なのかは次項に続きます。
具体的なWEB集客とは??
ではWEBでの集客というのはどうやってやればいいのでしょうか。
この辺が当てはまればWEBに力を入れてもいいと思います。
※ここではブログでの発信という意味で書いていきます。
■ド田舎過ぎて人が集まる会合にあまり行けない。
■赤ちゃんやお年寄りがうちにいてなかなか外出できない。
■本業が別にある・主婦業の合間にやりたい。
■もっと商品やサービスをの思いを言葉で伝えたい。
■WEBでの発信に苦手意識がまったくない
WEB集客が成り立つブログやSNSなどの媒体は、ちゃんと役割がなされていなければ無くても同じ=時間の無駄だと考えます。
その役割とは何か。次の項に続きます。
WEB集客で大切なのは信用と信頼
■信用・信頼の定義■
信用…存在に対する安心感
信頼…実際のサービスに対する心頼
リアルで会っていることはあなたの信用のためにも大切だというお話をしました。
顔の見れないネットではとくに素性がわからないので
サービスに対し、面白そう!→はいお申込みしよう
と思う人って一握りです。
WEBでの発信はリアルで会うよりももっとハードルが高くなっているということを知っておいてください。
そしてこのお客様の心配を払拭するために大事なのは少なくとも
☑詳しい経歴を示す(プロフィール)信用
☑明確な料金表を示す (価格表)信用
☑お客様の声をのせる (フィードバック)信頼
☑自分の言葉で自分の思いを書く(思考)信用
最低でもこの辺を整えなければいけないのです。
これをWEB資料として、読者さんへURLを提示できるようにしておけば
と、気になった方へお知らせすることができる。
これらはすべて、お客様なる方へのへ信用と信頼それぞれをお見せする内容です。
さきほどチラシや名刺にHPのリンク先やQRコードを必ず載せようといった理由はこちらです。
あなたのHPやブログがWEB資料となってあなたの代わりに信用と信頼を深めてくれるのです。
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続きは後編へ
後編はビジネスの信頼をどのようにしてさらに取っていくのか
詳しく記していきます。