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適正価格って何?

2018/10/07
 
この記事を書いている人 - WRITER -
日本キャンディブーケアレンジメント協会代表理事 兼ものづくり系コンサルタント。拡散型浸透型理論から本質を見抜いたコンサルが得意。起業や団体へのコンサルも可能です。 ___ フリーランス歴13年の元アクセサリー作家。 出産後小さな子供がいても可能な制作として 独学でキャンディブーケを始める。 2016年末に自身のレッスンを協会として立ち上げ。 おもに子育て世代の女性を中心に全国に生徒のいる人気講座に。 zoomを使ったオンラインレッスンも好評。

第5項でやること
⑤自分の作品の適正価格を知る
・適正価格って何?5-1(この記事です)
・基準を定める5-2
・一般的な市場感覚を養うために5-3

読み進める前に

これで、このシリーズのが半分が終わります。あなたの心に残ったことはありますか?
お悩みについて何かヒントになることが見つかっているでしょうか。
これからも残り5項を「読んで終り」というのではなく、
ぜひ実証出来そうなことはないか、日々のことに反映できそうなことはないか
模索しながら読み進めていってみてください。

こういったマニュアル的な指南書って世の中沢山あふれていますね。
わたしも必要とする方へ思いを届けたいという一心で、このテキストを公開しています。
同時に、わたしの考えを沢山の人に知ってほしいというそういう気持ちもあります。
ビジネスコンサルを生業にしている方々は、自分のキャラクターと考えに共感してほしいんですね。
なのでこういった情報を無料公開している人は多いと思います。

そういった情報過多な時代ではあるので、必要な情報は働きかければいくらでも出てきます。
それを集めてはフォルダにたまっていくだけでは意味がありません。

ぜひ、行動してみてくださいね。それでないと単なるノウハウコレクターになっちゃいますよ。

さて今日は⑤自分の作品の適正価格を知るという項目です。

適正価格とは何でしょうか?

値付けで迷う作家さんが多いとも聞きますし、わたしもとても悩んだ経験があります。

わたしたち作家の商品に対する価格は自分で決められるため、とても自由です。

業界の相場があるとは言え、そのさじ加減は経営者であり作家であるあなた次第なんです。
作家活動においては、ざっくりとひとり2役の役割があるんですね。

たとえば、作るあなたのほうは『こだわり持った素材を思う存分使いたい!』でも、実際にはものすごく高くなっちゃうのでマネージメント側のあなたのほうは『もう少し経費を経らしたい!』という葛藤。

・・・

このお値段でいいのだろうか。あちらのハンドメイダーさんはもっと安く設定している。かといって人気のあの人はもっとお高い。お値段によってターゲット層が違うような気がする。わたしはどの位置にいたらいい?

・・・
値段は世界観を決める一つの要素であることには間違いないようです。これは迷う人が多いのもうなづけます。

適正価格って何?

適正価格について調べましたところ、こういうことだそうです。

適正価格とは
てきせいかかく 【適正価格】「原価・利潤などを考慮に入れて、適当と思われる価格」

ふむふむ。なるほど…【適当】って一番難しい。

ここで①のお仕事としての制作マインドについての一部を、ちょっとだけおさらいしますね。

~引用~

自信=価格に反映されやすいものです。

これは、お値段を決めるときにも影響してきますが、
自分主導で自信をもってお客様へおススメするために
自分だけの価格表マニュアル
を作成するといいでしょう。というより必ず作りましょう。

こちらは、普段からお値段を決めるときの指標とし、
お客様へオーダーを受ける際には提示します。

オプションなどで追加される内容を細かく価格設定しておくと楽です。

自分なりの価格法則ですね。詳しくは後の講座でもやりますが、
ざっくりとした目安ですが材料費の3倍はいただきましょうとお伝えしております。

≪アクセサリー作家さんなら≫
・パーツ代×3を価格の基盤にする
・パーツ追加 ひとつにつき ○○○円
・ピアスからイアリングへ変更で ○○○円

≪洋服作家さんなら≫
・縫い線1本縫製工程につき ○○○円
・パターン変更1工程につき ○○○円

という具合ですね。必ず迷ったあなたを救ってくれます。

このように、第1項で価格について触れていますが、出来上がった商品に対して
「この仕事を初めて○年未満だし、材料費がまかなえればいいかな、こんなもんかな…」
と妥協的に決めてしまうと、お品物自体がその価値になってしまうんです。

一体何を基準にして決めたらいいのでしょう。

何を基準にして価格を決めたらいいですか?
私はこの質問に
「原価+経費に加え、自分でモチベーションの上がるある程度の金額を足したもの(原価+経費の3~4倍の金額以上になるように)」
と答えます。

「でもふじなわさん、①で学んだようにお客様目線で考えると自分の都合でお値段が決められないんです。ぶっちゃけ、買うときはよりリーズナブルな方がいいと思いますが・・・」
そんな声も聞こえてきそうです。確かに企業努力というのは必要です。そんな時はどうしたらいいでしょうか?

次のテキスト「基準を定める」に続きます。

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日本キャンディブーケアレンジメント協会代表理事 兼ものづくり系コンサルタント。拡散型浸透型理論から本質を見抜いたコンサルが得意。起業や団体へのコンサルも可能です。 ___ フリーランス歴13年の元アクセサリー作家。 出産後小さな子供がいても可能な制作として 独学でキャンディブーケを始める。 2016年末に自身のレッスンを協会として立ち上げ。 おもに子育て世代の女性を中心に全国に生徒のいる人気講座に。 zoomを使ったオンラインレッスンも好評。

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