天才タイプの芸術家【しんとう型】のハンドメイド作家攻略法

浸透型タイプの定義
私がコンサルティングをする上でベースにしている
浸透型拡散型理論の「じわじわ浸透(しんとう)型」について書きたいと思います。
まず浸透(しんとう)型のイメージはインクが和紙などの紙にしみていく感じです。
深く深くしみていきます。
広がるというより、感性が深く深く浸透するんです。
なので浸透型と名付けました。
ここに当てはまる人は
職人タイプか天才タイプか両方の可能性がありますがどちらかでいずれも、
自分で納得する技術や仕事を極める、または極めたいと思う人です。
←→拡散(かくさん)型が仕事の評価を【他人に一任する】のに対し
浸透(しんとう)型は【自分で納得】できて初めて完了します。
なので完成度の高い作品を作るケースが多いです。数より価値で勝負のビジネスです。
大事な家族や認めてほしい人(師など)の評価は大事ですが、まず基準が自分となります。
そしていっぺんにいろんなことをこなすのは得意ではありませんので
忙しくしてしまうと、精神的にも負担が大きくなります。いいパフォーマンスをするためのメンタル部分の調整というのが大事です。
また、売れるものを意識した作品づくりはもともとあまりうまくないので、やめたほうがいいかもしれません。
人を意識して作れないので自分にとって【売れるだろう商品】が的外れなことが多いのです。それよりも世界観を極めること、作品を極めることを頑張ったほうがいいですね。
○プレスリリース(広報)
作品作りに入魂するということで、個人(キャラクター)は外に出なくてもいいのではないかと思います。巷によくあるSNSでの「自分撮り」や「顔出し」が必要ありません。※もちろんやるメリットはあります。発信においてはしっかり裏方に回って、作品の見せ方に戦略を練りましょう。
またはビジネスパートナーと組んでパートナーには広報含めて売り出してもらい、そちらでプレスリリースを発行したり、卸売業に着手するといいかと思います。他力を使うときはサポートしてほしいことを思い切って任せる。自分が作品作りに没頭できる環境をしっかり整えるのがポイントです。
○法人営業
法人営業は自分(ものづくり作家)の作品の中で、お客様に反応の良かったもの売れたものの中から、【作業を細分化できる=量産できるもの】を商品として改めて企画し、卸売運営するという方法があります。卸売ということは、雑貨やさんなどショップとのお取引(法人お取引)ということになってきます。
自身の作品のクオリティに自信があるならばギャラリー(店舗)などとの契約も視野に入れるといいと思います。
○WEB発信
WEBでの発信はSEO対策をしっかり取り検索から必要な人が見つけてくれるような動線づくり。
インスタグラムなどのSNSでも個を消したユーザーが求めるものに忠実な発信方法を戦略的に進めるのがいいと思います。
例)毎日同じテーマでアップするなどある程度の方向性を絞って発信する。個のファンというより情報のファンを作る。
https://www.instagram.com/eeee0722
みんな人気者になりたいから目立つ人気者の拡散(かくさん)型になりたがる。
でもハンドメイド作家のほどんどがこの浸透型です。
このタイプの人がやり方を徹底すると雑念が減って驚くほど飛躍すると思います。
次は拡散型に対して浸透型タイプについて記載します。